具体的な仕事内容

具体的な仕事内容

2020.09.15

個別援助計画の立案

個人援助計画とは、利用者からヒアリングした情報に基づいて生活課題を洗い出し、課題解決のための目標設定や支援内容の方針を定めることです。利用者本人からのヒアリング以外にも、担当職員や介護・看護記録などから情報を集めます。計画作成にあたっては「生命の安全・安定」「人生の豊かさ」という視点を持つことが求められます。計画が実行された後は必ず、課題解決の進捗具合を評価します。

ケアプラン作成・相談援助

ケアプランは、生活基準の目標を達成するために必要な介護サービスの種類や利用頻度をまとめた計画書のことを指します。要支援・要介護認定を受けた人が「どのような生活を望むのか」という視点に基づいて作成されます。ケアプランの作成はケアマネージャーが行うため、生活相談員は介護サービスを提供する事業所とケアマネージャーの間に入り、各種調整を行います。
また、相談援助も行います。支援を必要とする人と介護サービスを結び付けて、利用者の要望に応えます。適切な介護サービスを提供するためには、利用者の日々の状態を観察する必要があります。利用者の状態に変化があれば、即座にご家族や医療スタッフに報告します。ご家族とのやり取りにおいては、利用者とそのご家族が現在必要としているものは何かを探り、問題解決に向けた提案を行います。

サービス利用に関する手続き

所属する事業所や施設の利用を希望する人とそのご家族の相談を受け、利用手続きのサポートを行います。特に、契約関連は高齢者にとって分かりにくい部分が多いため、生活相談員は重要な役割を担います。きちんと内容を理解した上で利用してもらえるように、きめ細やかな説明が求められます。利用開始時だけでなく、退去時や契約解除時も同様にサポートを行います。

苦情対応

介護サービスの利用者やそのご家族からサービス内容に関する苦情が来ることもあるため、その際の対応を行います、利用者やご家族が抱えている問題を汲み取り、相談に応じます。ストレスなく日常生活を送ってもらえるように、誠意ある対応が必要です。

介護職員のサポート

現場で働く介護職員のサポートをする場合もあります。特に、人手不足になりやすい介護施設ではその機会が多いでしょう。専門的なスキルが必要な業務は行えませんが、身の回りのお世話や利用者の見守りなどは可能です。通所介護の場合、利用者の送迎を任されることもあります。実際、多くの生活相談員が介護職員の仕事を兼務しています。現場の経験は、生活相談員として相談業務を行う際に役立ちます。

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